指定した Envoy プロキシが接続しているクラスターの情報を表示しています。
出力からは、Envoy プロキシがどのサービスに対して接続設定を持っているか
またはどのサービスとの通信が行われているかを確認できます。
出力からは、Envoy プロキシがどのサービスに対して接続設定を持っているか
またはどのサービスとの通信が行われているかを確認できます。
[出力の説明]
SERVICE FQDN:
SERVICE FQDN:
接続先サービスのFQDN(完全修飾ドメイン名)。
PORT:
接続先サービスがリッスンしているポート番号。
SUBSET:
サービスのサブセット(指定されている場合)。
DIRECTION:
通信の方向
- outbound
は、プロキシが外向きに送信するトラフィック - inbound
はプロキシが受信するトラフィックTYPE:
クラスターのタイプ
①EDS (Endpoint Discovery Service)
意味: EDSは、サービスのエンドポイント情報を動的に管理するためのサービスです。
EDS
タイプのクラスターは、サービスメッシュ内のエンドポイントが動的に変化する場合に使用されます。用途: 通常、Istio や Envoy が管理するクラスターは、エンドポイントのリストが動的に変更されるため、エンドポイントディスカバリ(エンドポイントの追加や削除)が必要です。例えば、Pod がスケールイン・スケールアウトされる場合、
EDS
クラスターはそれに合わせてエンドポイントのリストを更新します。
②STATIC
意味:
STATIC
タイプは、静的に設定されたクラスターです。通常、固定のIPアドレスやホスト名に基づいたエンドポイントを指し、動的なエンドポイント変更はありません。用途: 静的なサービス(例えば、外部のサービスや一部の特定のリソース)への接続を指定する際に使用されます。例えば、Prometheus やログ収集用の静的な接続などがこれに該当します。
以下、コマンドを投入してみる。
istioctl proxy-config clusters istio-ingressgateway-587f957f4f-p8hhj -n istio-system
0 件のコメント:
コメントを投稿